Reported by Web担当：ゴトウマサコ 2021/09/19
「ジャワの花更紗」展示会が、2021年9月17日（金）～9月19日（日）に開催されました。主催の鈴有美子さんに少しお話を伺えたので、ご紹介してみたいと思います。
他にはない華やかなジャワ更紗コレクション
鈴さんの取り扱うジャワ更紗（バティック）は、華やかで可愛らしいものばかり。一般的なジャワ更紗はブラウン系の地味なものが主流なので、このような鮮やかなデザインは珍しいとのこと。なかなか他では出会うことの出来ないジャワ更紗に触れることが出来ます。
コレクションはオールドバティックが中心だそうですが、リメイクをするには破れやすく取り扱いが難しいので、新しいバティックも揃えているそうです。
「本物」との出会いを大切に
手描きの微妙なニュアンスの違いや、ろうけつ染めならではの亀裂が作り出す偶発的模様の面白さなど、実に奥深いデザイン性のあるジャワ更紗。しかし、100円均一のプリント布に慣れてしまっている人たちにとって、ジャワ更紗の価値観はなかなか理解していただけないことも多いようです。
そんな中、端切れを使った人形作りのワークショップを通して、本物のもつ風合いをじっくり感じ取る時間も作っていらっしゃる鈴さん。伺った際もちょうど制作中でした。
そして、カウンターには、たくさんの可愛いアマビエが。
定期的にレンタルギャラリー池下2112で展示会開催
友人を通してレンタルギャラリー池下2112知ったという鈴さん。年1回ぐらいの頻度で当ギャラリーでの展示会を開催していただいてます。見ているだけで心躍る鈴さんのジャワ更紗。今から次回の展示会が楽しみです。
